通信費とはスマホ&インターネットを利用するために支払う料金で、現代人にとって必要不可欠なもの。
それは、さながら呼吸(え?)。
一人暮らしの場合の平均値はいくらなのか?またその料金を節約するためにはどういう手段があるのか?
本記事ではそれを実現させるための通信費の呼吸(え?)をお伝えします。
★こんな人達のお役に立ちます★
- 通信費の節約をしたい方
- 格安SIMに興味がある方
- 通信費を安くするノウハウについて網羅的に知りたい方
一人暮らしの通信費平均値は
2019年の総務省の調査によると、通信費(スマホ代+インターネット代)の平均値は男性で10,800円、女性で9,800円であることが分かっています。インターネット代が4,000円、スマホ代が6,000円ぐらいというところです。
通信費の呼吸 壱の型:プロバイダー契約を価格COMで見直す
壱の型はインターネット代の見直しに有効です。先に結論を述べると、この見直しにより毎月1,000~3,000円の節約が見込めるのです。
インターネットを利用するためにはどこかしらプロバイダーと契約が必要になります。プロバイダーとはインターネットを提供(Provide)してくれるもので、有名どころだと「NURO」「So-net」「ぷらら」があります。
とはいえ私自身色々試してみた感想としてはどこも料金そのものは月々4000円前後で大差はないと感じています。ここで注意していただきたいのは価格COMを使うところにあります。正確には価格COMでなくてもいいのですが、
- 複数のプロバイダの比較ができるサイト
- 契約によりキャッシュバックが得られるサイト
の条件を両方とも満たしているような場所が良いですね。何故ならば料金の安いプロバイダに変えるというより、キャッシュバックで節約するのが目的となるからです。
私はここ5~6年間、このキャッシュバックを活用して通信費をおさえることをしてきました。現在ですとNURO光に契約しています。詳細は長くなるので割愛しますが、結論だけ述べると毎月2,425円で済む計算となります。(毎月平均5千円ぐらいですが、2年間で約63,000円のキャッシュバックが生じるため)。
ちなみに私は戸建住まいなのですが、戸建のインターネット代はマンションやアパートより割高で5000~6000円はかかるものです(マンションやアパートは3000~4000円)。なのでこれがいかに安いかが伝わりますと幸いです。もっと言えばマンションやアパート暮らしの方であればこれより安いのだって狙えるということです。
そして2年後には別のプロバイダーに移る、なんてことをする予定でいます。2年おきぐらいであれば私にとっては大きな手間ではないのですが、人によっては手間と感じるかもしれませんね。ただそもそも毎月の料金に満足している場合は変える必要もありませんので、そこはキャッシュバックを受け取ったタイミングで検討するで良いと思います。
強いて注意点を述べるとすれば、価格COMはキャッシュバックを受け取りにくくしようとしているのか、特定の時期に自分から申請しないとキャッシュバックは受け取れません。その時期を逃すと計画は水の泡となりますので、契約と同時に申請予定日をスケジュール登録するようにしておきましょう。
金額はものによりますが、毎月1000円~3000円程度の節約が見込めます。
通信費の呼吸 弐の型:格安SIMに切り替える
スマホ代は平均6000円とされていますが、いわゆるDoCoMo、AU、Softbankのような三大キャリアと契約しているともっとかかります。先に結論を述べると、『早々に格安SIMに切り替えれば毎月1,000~2,000円前後に抑えられます』です。
何故か格安SIMに対しては抵抗のある方ばかりなのですが、所謂未知のものに対する恐怖であって実際に体験してしまえば「なんだこんなものか」と拍子抜けするものと断言します。私自身がそうでしたので。
私は今は楽天モバイルに契約してから約1年たっていて毎月1,600円程度のスマホ代を支払っています。その前はMineoに3年ほど契約していて毎月1200円程度のスマホ代を支払っていました。いずれも平均値を大きく下回る金額です。
格安SIMを不安視される方には「電話番号を変えたくない」「通信遅くならないのか」「三大キャリアのブランドが好きなので」「メールが使えなくならないか」を気にされる方が多いです。本記事の本題ではないのでまた別記事で書いていきたいと思いますが、結論だけ述べれば「でぇじょうぶだ」です。
契約内容次第になりますが、スマホ代を1000~2000円に抑えることが可能となるのです。
<2020年12月04日追記>
DoCoMoが2020年12月に新プラン「Ahamo」を発表。
基本3大キャリアの料金プランはぼったくりと考える私ですが、このプランだけは素直にいいプランだと思いました。
本記事では3大キャリアについてあまりよくない書き方をしていますが、DoCoMoの「Ahamo」は例外と考えたいと思います。
詳細はまた追って発表されたら追記するかもですが、願わくば3大キャリア全てがこの流れに乗って欲しいところです。
通信費の呼吸 参の型:ポケットWiFiを携帯する
一人暮らしの方ですとプロバイダー契約をせずにポケットWiFiを携帯するという手があります。
先に結論を述べると格安SIMの最安プランと組み合わせることで通信費(スマホ代+インターネット代)を毎月5千円前後に抑えることが可能となります。
私も一時期プロバイダー契約をせず、これを活用していました。もっと詳しく言うと、
- 民泊WiFiに毎月4000円程度支払い、常に持ち歩く
- 格安SIMは一番安い(データ量の少ない)プランに契約する
という合わせ技を使って今いました。スマホの場合7GB制限と言い、毎月一定量以上の通信をすると速度が144kbpsと遅くなってしまいます。格安SIMの場合は契約次第でこれが1GBになったり3GBになったりですが、144kbpsは私のようなYoutubeをよく見る人からするとストレスです。
ただこの民泊WiFiはその制限がないため、常に携帯していれば自宅でも外出先でも制限を気にすることなくインターネットが使い放題となるわけです。当然ノートPCやタブレットにも使えますので、どこでもどの端末でもインターネットが使い放題となるわけです。ただし大きなファイルをダウンロード・アップロードするなど大量のデータ通信を行う方にとっては速度が物足りないと感じるかも知れません。
これを契約すればプロバイダーは不要となり、格安SIMの最安プランと組み合わせることで通信費(スマホ代+インターネット代)を毎月5千円前後に抑えることが可能となります。およそ平均値の半分です。
通信費の呼吸 肆ノ型:格安SIMのみにする
私というよりは私の知人がやっていたのですが、格安SIMのスマホのテザリング機能を使ってスマホ自体をポケットWiFiのように使うことができます。スマホを経由してノートPCやタブレットでインターネットを使うイメージです。
結論から述べるとこれで通信費を2000円前後に抑えることも可能となります。
ただスマホ以外のインターネットもテザリングするとなるとデータ量がそれなりに多くなりすぐに通信制限に引っ掛かってしまい144kbpsという通信速度になるのでライトユーザーでないと現実的ではありません。
強いて現実的なものがあるとすれば通信制限に引っ掛かっても700kbps以上の通信速度を出してくれる楽天モバイルぐらいでしょうか。
Youtubeを見るぐらいの利用でしたら楽天モバイルのみ契約し、テザリング機能を活用することにより通信費を2000円弱に抑えることができます。
通信費の呼吸 伍の型:インターネット無料の物件に住む
ここ数年で増えていますが、アパートの中にはインターネット無料の物件があります。私自身アパート経営の勉強をしていたのでアパートを持つ際はつけようと思っているぐらいですが、この手のアパートに住むことができればそもそもインターネット代がかかりません。
当然無料といいつつある程度は家賃に上乗せされているのですが、インターネット無料のアパートで大家が実際に負担していいる金額は2000円前後で一般的な価格の半額程度です。ですので、仮に上乗せされていたとしても結果的には安く済ませることができるのです。
インターネット無料の物件に住むことでインターネット代を毎月2000円前後節約できるものだと思ってください。
通信費の呼吸 終の型:まとめ
通信費の平均値および節約するための方法…通信費の呼吸を紹介させていただきました。
今回紹介させていただいたのはもっぱら一人暮らしだからこそできるものばかりですが、2人以上の世帯であっても活用できるものもございます。
また通信費の節約は基本的に一度契約変更すれば後は意識しなくても節約効果が継続されるものが大半です。比較的取り組みやすく何千円もの節約効果が見込めるジャンルですので、すぐ挑戦すればするほどお得と言えます。