節約しない生活を続けるとどうなるのか|節約しないことで失うこと

失うのはお金だけではない

節約をまったく意識しないことで、結果的にお金以上のものを失う恐れがあります。

節約しない生活を送り続けるとどうなるのか?

お金の話をすると嫌がる日本人は多く、そういうコミュニティに入らない限り積極的に話し合う場ってのはなかなかないです。

しかしお金の話を嫌うあまり節約を一切しない生活を続けると結果的にお金に苦しめられますことが多いです。

節約を一切しない生活を続けることでどういったことを失うことになるのか、本記事で解説させていただきます。

★こんな人達のお役に立ちます★

  • 節約をすべきか悩んでいる方
  • 節約をするためのモチベーションを求めている方
  • 節約=我慢だけと考えている方

なお本記事は節約嫌いの人を否定する意図で記載している記事ではありませんが、そういう方にとっては不快に感じる記事になりうるので、そういう方がいらしたら本記事は読まないことを推奨いたします。

節約しない生活はお金以上に多くのものを失う

お金のことばかり考えたくないな。節約で我慢ばかりするような生活なんて嫌だよ。」
という声をよく聞きますし、確かに我慢ばかりする節約はよくないですが、一切考えないことで結果的にお金以上に多くのことを失うことにもなりえるのです。

節約は単に支出を減らすだけでなく、例えば次のようなメリットがあります。

  • 収入が減ったりなくなった時の生活に困りにくくなる
  • 必要なもの、不要なことを見極められるようになる
  • ものの本当の価値が理解できるようになる
  • 経済的自由を得るための道のりが見えてくる

多くの方には歩みたい人生というものがあるはずですが、上記のメリットを得られないことは結果的に歩みたい人生からあなた自身を遠ざけることになります。

中には節約するより稼ぐ方に重きを置く方もいらっしゃるでしょう。

そして私はその考えを否定しません。

ただそういう方であっても節約しないことにより、歩みたい人生から遠ざかるような進み方になってしまうため両方やった方が良いと考えています。

そう考えると、お金が貯まらないだけではなくお金以上に多くのことを失うことになってしまうわけです。

収入が減ったりなくなった時の生活に困るようになる

文無しでトラブルへ

節約をしない生活を送り続ければ、必然的にお金は貯まりません。

かつてのように年功序列で会社に勤めるほど収入が上がっていった時代であればそれでも良かったかもしれませんが、今や年功序列というものは崩壊しつつあります。

年齢を重ねても成果を出すことができなければ収入が増えないどころか減るところすらあります。

また老後にもらえる年金は基本、現役時代の収入を下回ることが分かっています。

収入が減っても生活費が変わらないならその生活を長く続けることは難しくなります。

自分だけが困る分にはまだ良いのかも知れませんが、

  • 家族とお金のことで喧嘩が増える
  • 家族や知人にお金の相談をするようになる
  • お金のために悪いことを企むようになる

などということになったら余計に苦労することになります。

お金のことを考えないことで結果的にお金に苦しめられるのであればそれは避けるべきなのです

必要なもの、不必要なものの判断ができなくなる

判断ができなくなる図

節約を行うことはマネーリテラシーを高めてくれます。

具体的にはマネーリテラシーを高める6つの力の内、「使う力」を高めてくれることになります。

この力が高まることで

  • あなたにとって必要なもの
  • あなたにとって必要ないもの

が何であるかを見極められるようになってくるのです。

しかしこの力を養うことをしない生活を送り続ければ必要でないものを買いながら過ごしていくことになるので、その分だけ遠回りな人生を送ることになるのです。

重い足枷をつけながらフルマラソンしているイメージです。

ものの本当の価値を考えられなくなる

騙される図

こちらは6つの力の内、「使う力」「維持する力」を高めないがために起こりうることです。

必要なものだけを買う場合でも、その時は適切な価格で買うべきあり、なるべく余計なコストを払わない方が良いです。

そのため、節約を日頃から意識するということはものの適正な価格を意識させることを習慣づけさせるための良い行動であると言えるのです。

原価厨になれと言ってるわけではありませんが、

  • 少しの調べでもっと安く同じ効果が得られるのにそれをしないこと
  • 何も考えず言い値で支払ってしまうこと

というのはあなたに余計なコストをかけさせる分、あなたを遠回りさせてしまうことになります。

また老後に初めて投資の勉強を始め、業者からとんでもない金融商品を掴まされる方々が後を絶たないのはいつの時代もそうなのですが、最悪はそのように業者から騙されて高いだけの商品を掴まされてしまうことすらありうるわけです。

調べた結果その価格で納得している、把握しているが自分を高める時間を優先させたいので構わない、というように考えた上で払うのであればまだいいです。

しかしお金のことを考えることを避けたいがために考えずに支払っているようなら、それは考え直した方があなたにとっても近道になると考えています。

経済的自由への道のりが遠のく

道が遠のく

もしあなたが経済的な自由…つまり「本業以外の収入(不労所得)=生活費」を目指しているのだとしたら、その手段は本業以外の収入を増やすか生活費を下げるかその両方のいずれかです。

収入を増やすことは必須なわけですが、早くその自由を手にしたいのであれば当然生活費を下げた方が良いです。

言い換えるとそれでも節約をしない生活を送り続けるということは、それだけあなたを経済的自由の道のりから遠のくことになると言えるでしょう。

なお節約することは資産を産む行為に等しい旨を以前記事でも書かせていただいていますので是非関連記事として併せてお読みください!

楽しい節約の考え方|5000円の節約=200万円の資産と考えよ

まとめ

節約しない生活を続けるとどうなるか…それはお金だけでなく、お金以上のことを失うことになる旨を説明させていただきました。

  • 収入が減った時に結果的にお金のことで自分または知人を苦しませることになる
  • 必要なもの、必要でないものの見極めができなくなる
  • ものの本当の価格を考えられなくなる
  • 考えない分だけ経済的自由の道のりが遠のくことになる

節約そのものは自分にとって苦にならない範囲でも構わないのですが、少しでも行うことでこれらのことを避けられるようになりますのでそれだけでも覚えていただければ幸いです。

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