老後の不安の解消方法|目標設定⇒お金の勉強⇒節約⇒副業・資産運用

初めまして、ヒデマネと申します。

1986年生まれの30代(2020年7月時点)で、節約術・資産運用により2000万円の貯金を作ったサラリーマンです。

唐突ですが、皆さんはお金に関する悩みはありますでしょうか?

この記事を読まれている多くの方が不安を抱えていることでしょうし、私自身今でもその不安は消え切っていません。

昨今では

  • 雇用・収入が不安定になってきている
  • どんどん増税していく(消費増税など)

などの暗いニュースばかりで将来不安になるばかりですし、何も対策しなければそれはほぼ現実となってしまいます

対策が分かれば良いが、毎日が忙しくて考える暇すらない人が多いことでしょう。

本記事では老後に不安を抱える方がどう考えて行動すれば良いのか?を簡単にお話します。

より詳細な記事は追ってどんどん投稿させていただきますので、是非読んでいっていただけると幸いです。

★こんな方々のお役に立ちます★

  • 20~30代のサラリーマンで将来に不安を抱える方
  • 何かしなくてはいけないと分かっていてもどうしていいか分からない方

生涯費用計算をきっかけに行動が必要と気付いた

私が将来のことを強く意識する様になったきっかけ。

それはある日行った生涯費用計算でした。

いきなり堅苦しい&一般的でない用語を出してしまいましたね。

誰しも

  • 30歳までに結婚して素敵な結婚式を挙げたい
  • 将来は結婚して子供が2人欲しい
  • 将来は車とマイホームを買いたい
  • 子供の教育費は惜しまない
  • 子供は自分と同様〇〇大学に通わせたい
  • 老後は夫/妻と2人で旅行しながら暮らしたい

など漠然ながらもどういう人生を歩みたいかを考えていると思います。

しかし漠然と考えることはしても、その人生を過ごすためにいくら費用がかかるかまで考えている人はレアです。

どれぐらいレアかというと、以前私がとあるお金のセミナーに参加した時に講師が「生涯費用計算したことある人いますか?」と聞いた時、教室には30名程の受講生がいましたが手を挙げたのは私一人のみでした。

(講師もまさか手を挙げる人が出るとは思ってなくて、「そうですよねいませんよね…ってアレ!?やったことあるんですか!?」と驚いていた。)

生涯費用計算とは

私の言う生涯費用計算とは、シミュレーションの1つです。

  • 今から生涯に渡って受け取れるであろう収入
  • 今から過ごしたい人生のためにかかるであろう支出

を仮で計算し、「今の収入で自分の過ごしたい人生を過ごしたら黒字になるか?赤字になるか?」をシミュレートします。

なおやれば分かりますが、先に挙げた「昔ながらの普通の暮らし」をしたいならかなりお金がかかるので青ざめるかと思います。

私自身かなり青ざめ、今のままでは到底自分の過ごしたい人生を過ごすことなどできないと悟り、

  • 諦めて現実的な人生を再考する
  • 過ごしたい人生を過ごすための対策を考え、行動する

のいずれかの選択肢を迫られました(ちょっと大げさですが)。

人生諦めるにはまだ早いと考え私は後者を選び、行動を取り始めることとしました。

国や会社に期待しても生活は悪くなる一方

私が生涯費用計算を行った時に青ざめていったのは「収入が圧倒的に足りない」というのも勿論そうなのですが、それ以上に国や会社が提供する制度がどんどん悪化しているからです。

例えば私が2009年に入社した当初はちょうどリーマンショックが起きた翌年であったため

  • 賞与の激減
  • 一部福利厚生の廃止

というジャブから始まりました。

一時的なものかなと思っていましたが、少なくとも一度廃止された福利厚生は10年経過した今でも戻っていませんのできっともう戻らないのでしょう。

その後も

  • 社会保険料負担が毎年増加
  • 所得税の負担が増える
  • 消費税が5%⇒8%に上がる(2014年)
  • 消費税が8%⇒10%に上がる(2019年)
  • 会社の福利厚生が更に減っていく(手当の廃止など)
  • 会社の給与改定ルールの改悪
  • 終身雇用の崩壊

など、書いているだけで鬱になりそうなことが続きました。

なお将来的にも

  • 消費税の更なる増加(26%説が呟かれている)
  • 児童手当の支給要件の悪化
  • 社会保険料の更なる負担増加
  • 会社が黒字でもリストラされるようになる

などといった懸念がまだ残っている状態です。

少なくとも国や会社は我々の暮らしを悪化させることはしても良くすることは積極的にはしてくれませんので、何もしないままでは生活はどんどん悪くなっていくと悟るべきでしょう。

取るべき行動は目標設定⇒お金の勉強⇒節約⇒副業・資産運用

今のままではいけないと感じた後にどういう行動を取っていくかは人それぞれですが、私は

  1. 目標設定
  2. お金の勉強(マネーリテラシーの向上)
  3. 節約
  4. 副業・資産運用

の順に行動することが重要だと考えています。

順を追って解説させていただきます。

1.目標設定:理想の人生は毎年いくらかかるか?⇒いくら足りないかを計算せよ。

いきなり節約や副業・資産運用に手を出すのはダメです。

目標が設定されていなければ「今よりいくら収入を増やせばいいのか?」「今よりいくら支出を減らせばいいのか?」は分かりません。

目標が分からなければ終わりのないマラソンをしている様なもので、精神的にしんどい日々を送ることになります。

目標設定の中で設定すべきは主に

  • いつ時点でいくら収入があればいいのか
  • いつ時点で生活費をどこまでに抑えていればいいのか

これを把握するために、

  1. どういう人生を送りたいのかを考える(〇歳で結婚、〇歳で家購入、など)
  2. 生涯費用(その人生を過ごすのにいくら費用がかかるか)計算をする
  3. 今の収入だといくら足りないのか?を計算する

の順番に確認していくイメージです。

これができれば自分が具体的に「今よりいくら収入を増やせばいいのか?」「今よりいくら支出を減らせばいいのか?」が見えて来るようになり、具体的にどういう行動を取ればいいのかが見えてきます。

2.お金の勉強:日本人の弱点であるマネーリテラシーを向上させよ

目標が設定されたところでいきなり節約・副業・資産運用などの具体策に入るのもいいのですが、私はその前にお金の勉強をしてマネーリテラシー(お金に関する知識)を高めるべきだと考えています。

何故ならば、そもそも日本人のマネーリテラシーが全体的に低いという事実があるからです。

あなたは小中高の教育の中でお金に関する教育であったり投資に関する教育を受けたことがありますでしょうか?

ほとんどがないはずですし、親からも「いい大学に入っていい会社に入れば良い」「お金は銀行に預けなさい」「投資はギャンブルだ」という具合に、お金に関する教育をほとんど受けていない方がほとんどです。

2019年に金融庁から発表された老後2000万円問題をきっかけに投資に興味を持つ人が現れるようになり、2022年度に高校の家庭科授業で投資信託に関する授業が導入される予定であるなど、日本はようやく投資に関して意識が高くなってきたところです。

昔の日本は、まさに親世代以上が言うように「いい大学⇒いい会社に入る」「投資はギャンブルなのでお金は銀行に預ければ良い」というのが成功への王道でしたのでそれで問題はなかったし、それ以外の道を教える風潮自体がありませんでした。

しかし今はそのような王道はなくなりつつあり、サラリーマンとして働き続ける以外の行動を取らないと厳しい時代にあります。

そんな時代ではあるものの、日本人のマネーリテラシーは低いままですのでこの状態で闇雲に節約したところでストレスの方が貯まるような生活になるでしょうし、闇雲に副業や資産運用してもそれこそギャンブルのようなやり方になりかねません。

増してや世の中にはそんな方々を待ち構える投資詐欺が非常に多く、なんなら銀行や保険会社ですらロクな投資商品を紹介してくれないのが現実です。

だからこそ、まずはあなた自身が自身のマネーリテラシーを高めて自分自身である程度考えて判断できるようになる必要があるのです。

3.節約:生活費を抑えて人生のハードルを下げよ

送りたい人生のために今の収入ではいくら足りないか?となったら

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす

のいずれかまたは両方を行うことになりますが、まずは節約で支出を減らす行動を取った方が人生のハードルが下がり精神的にも安心しやすくなると考えています。

例えば次の2名のサラリーマンを比較してみてください。

Aさん 月収20万円、生活費15万円 貯金60万円
Bさん 月収15万円、生活費10万円 貯金60万円

この2名のサラリーマンはどちらも毎月5万円貯金できています。

一見Aさんの方が月収が高くて安定しているように見えますが、いざ失業した時にダメージがでかいのはどちらでしょうか?

失業すればBさんは毎月マイナス10万円につき半年はもちますが、Aさんの場合は毎月マイナス15万円なので4ヵ月しか持ちません。

生活費を低く抑えることはそれだけ背負うものが少ないことを意味しますので、収入が減った時のダメージを低く抑えることができるようになります。

またもしあなたが不動産投資や株の配当などの不労所得でサラリーマンを辞めたいと考える場合、当然ながら不労所得>生活費の状態を作る必要が出ますが、AさんとBさんとでどちらの方が早く目標達成できると思いますか?

配当金(利回り3%)の出る株の購入でそれを実現させるとして、Aさんの場合は毎月15万円⇒毎年180万円の生活費がかかるので6,000万円分の株購入が必要ですが、Bさんの場合は毎月10万円⇒毎年120万円の生活費がかかるので4,000万円分の株購入で済みます。

ですので仮に副業や資産運用で収入を増やすにせよ、まずは節約で支出を抑えて人生のハードルを下げた上で実践せよ、というのが私の主張です。

また余談ですが節約をしていく過程で、必ず「自分でやる」という行為が発生するようになりますので自分自身のスキルを上げるきっかけにもなります。

このスキルを副業のネタにすることも十分可能(例:自炊する中で身に付けた料理スキルで料理系Youtuberになる)ですので、自分自身の可能性を高めるためにもおすすめできる行動であると考えています。

4.副業・資産運用:目標達成に向けて収入を増やす

節約で支出を最適化できたら、あとは目標に向けて自身の収入を増やします。

私は自身の収入を増やすために副業と資産運用を勉強しながらも実践しています。

(独立して個人事業主になるという手もありますが、現時点で私はそこを考えていないのでここでは書きません)

私は最終的には節約で貯めた貯金+副業で得た収入で不労所得を得るための資産(配当が出る株、家賃収入の出る不動産など)を購入し続け、経済的自由を得ることを目標としています。

経済的自由とは、

「生活費を満たし、尚且つサラリーマンとして会社にしがみ付かなくても生活していける状態」

をさします。

仕事にストレスを貯める会社員の大半は「それでもしがみ付かなければならない状態」にあるため辞めたくても辞められない状態にありますが、言い換えれば経済的自由な状態にさえなれれば無理してしがみつく必要もなくなります。

辞める辞めないはおいておいて、記事を読む方々にも是非その状態を目指していただきたいと考えています。

まとめ

将来に対して不安を抱えるのは正しいです。

しかし「いつか良くなるだろう」と会社や政府に期待したとしても、これまでどんどん制度が悪化してきた事実を踏まえれば彼らはあなたの生活を悪化することはしても良くすることはしてくれないことが分かります。

かと言ってどういう行動を取ればいいのか不安のない人生を送れるのかが分からない、そんな方々に

  1. 目標設定
  2. お金の勉強(マネーリテラシーの向上)
  3. 節約
  4. 副業・資産運用

という手順を踏んでいただくことで徐々に不安は解消していけるということを解説させていただきました。

本記事ではこれらの詳細全てをお話しきれませんでしたが、今後もこれらに関するより詳細な

  • 考え方を伝える記事
  • 具体的な手段を伝える記事

などお役立ちの記事を発信させていただきますので是非読んでいただけますと幸いです。

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