【日常の生活】私が貯金体質になるまで(節約体験記・独身編)

貯金体質のイメージ

今でこそ貯金体質になれていますが、昔からそういうわけではありませんでした。

私の日常生活はどうであったか?学生時代は親から借金し、社会人になってからも最初の1,2年は無頓着な有様。

そこから約9年で2400万円(2020年12月時点の見込値)貯めるまでの変化を勝手に振り返りたいと思います。

正直Twitterでよく見かける毎月○十万円稼ぐまでの~

というような華々しい話と比較するとしょぼく見えてしまいますが、せめて一部の人にでも参考になれば幸いです。

★こんな人達のお役に立ちます★

  • 20代で1000万貯めた人の体験談を聞きたい方
  • 30代前半で2000万円以上貯めた人の体験談を聞きたい方
  • 貯金がなかなかできず、貯まるようになるための考え方を知りたい方

あるだけ使っていた時期

あるだけ浪費していた

社会人2年目までは貯金をすることに意義は感じておらず、使ってしまうだけの生活を送っていました。

学生時代、バイト代を趣味やサークルに費やしていた日々

高校時代はコンビニのアルバイトで月2万円程度稼ぎつつも趣味の自作PCやゲームの購入に費やしていまし、

大学時代は同じくアルバイトで月8万円程度稼いでいましたが、家に毎月2万円入れつつテニスサークル活動に積極的に参加していたのでほぼお金なんて残りませんでした。

ましてや最後の1年なんて大学生活思いっきり遊びたい!とバイトもせずに親に総額100万円の借金をしてたぐらいでした。

まあ学生時代に好きなことに費やしていたことは特に後悔はなかったものの、強いて言えば最後の借金はやや情けなかったかなと思っておりますですはい。

言うまでもなく貯金なし、むしろ借金100万円

社会人になりたて、実家暮らし故に貯金の意識も芽生えなかった日々

社会人1~2年目はその借金を返しつつこれまたやはり飲み会やスポーツジムなどであるだけ使っていたので貯金はやはり貯まらず。

そもそも実家住まいだったのでお金に困る事情もなく、そこまで真剣に考えていなかったのもあったのかも知れません。

困ることもなければ本気になれない…言い訳がましいですが、今思うとそういう状態だったのかなと思っています。

この時点で借金30万円ほど

きっかけは一人暮らし

きっかけ

社会人2年目の途中で事態は変わり、一人暮らしをすることになります。

きっかけは父親との関係が悪くなったというなんとも情けないお話ですが、自分でタイミング図っての一人暮らしではありませんでしたね。

ここで2つの焦りが出てきました。

  • これまでは毎月3万円実家に入れていれば良かったが今後はこれまで通りの生活はできないという焦り
  • こんな貯金もできない状態で今後の人生(結婚、家の購入、子育てなど)が果たしてできるものなんだろうか?の焦り

これらの焦りがきっかけでもっと貯金しなければならない!と奮起したのをよく覚えています。

節約体質に向けた試行錯誤+様々な失敗をしていた時期

試行錯誤の図

このままではまずい!と思ってまずはお金をいかに貯めるかを考えてみました。

一人暮らし直後は無駄な支出の排除+節約

貯めるにあたってはありきたりですが、まずはできる範囲で今の支出を見直すところから始めました。

少なくとも無策で突き進めば少なくとも

  • 家賃:3.0万円⇒7.4万円
  • 水道光熱費:0円⇒2.0万円
  • 食費:0円⇒4.0万円(自炊経験なし故、外食メインでの想定)
  • NHK:0円⇒2300円

などで月9万円弱支出が増えることとなるわけで、宵越の金を持てず終いであった自分からすればこれはカイジへのロードマップ。

そうはなるまいととりあえず行った支出カットは以下の通り

  • 通わなくなったスポーツジムの解約
  • 読まなくなった定期購読雑誌やサービスの解約
  • 自炊スキルの習得
  • 水道光熱費の節約(毎日意識するやつ)
  • 過剰な飲み会を止める

なお一方で彼女もできてしまったため交際費の支出は増えてしまったが、それでも赤字分はボーナスで補填するなどで貯金はできるようになってきていました。

最初の内は月数万円程度ずつしか貯まらない自分でしたが、ちょっと貯金体質になれてきたなと喜ばしい何かが身体を巡ったような気がするようなしないような感覚を微粒子レベルで覚えております。

気になりだす控除⇒お金の勉強を始める

貯金体質がある程度できあがってからはお金の勉強をするようになりました。

きっかけは社会人3年目の時に「もっと貯金のペースを増やせないかな」と思って給与明細を眺めた時に目についていた所得税、住民税などの控除でした。

毎月給与から2~3割近く削っていくこいつらはなんなんだ、どうにかならんのか!

そんな不満がきっかけでお金の勉強に興味を持ちだしました。

そしてお金の勉強をするにはどうすればよいかな、とネットでググっては出てきた書籍やセミナーへ参加をしたりしてみました。

固定費削減などで更に節約体質を強化する

セミナーの中で印象的で、即実践したのが『ファイナンシャルアカデミー』の無料セミナーでした。

  • 貯金体質を作るために家賃は給与の2割を家賃とせよ
  • 節約するのは固定費でなく変動費にせよ
  • お金が貯まったら投資のステージに立てよ

などといった内容(印象的なものだけピックアップ)で、当時の自分としてはなるほど!という内容ばかりであった。

このセミナーをきっかけに、

  • 家賃を7.4万円⇒4.4万円に見直し
  • NHK解約
  • 電気代の契約アンペアの見直し
  • 給与の使い道ルール作成

など、より貯金体質を作れるよう節約を仕組み化する試みをしていった。

なおこの時は仕事が忙しく残業しまくりの時期だったので、それも要因となり毎月15~20万円+ボーナスは貯金できるようになっていた。

今思えば貯金のボーナス時期だったのであろう。親への借金は無事完済できました。

投資を試し失敗しまくる

残業代と共に増える控除に不満を覚えたのと、多忙故にあこがれた不労所得を調べる中で色々な投資を経験し、色々失敗してきました。

  • 不動産投資
  • MLM
  • 日本株の短期トレード

TOTALで100万近くはロスト or 無駄遣いしてしまったと思う。

いずれも共通して言えるのは、この時は人の言うことを鵜呑みにして実践したり深く考えずに商品を買うなど、浅はかな挑戦しかしていなかったことであろう。

結果的に小さなロスで済んだのと、貯金の仕組みができていたおかげで貯金はそこまで目減りせず、28歳時点で800万円の貯金額に、20代が終わる頃には1000万円以上に達していました。

独身時代を振り返って

振り返る姿

振り返ると貯金体質になれた一番のきっかけはやはり急に始めることとなった1人暮らしでしょう。

しかし、今となってはあの時そういう状態にならなければ引き続きあるだけ好きに使っていて貯金できない自分が続いていたのではないかなと思います。

少なくとも自分は困った状態にならないと本気になれないのだなという、結果良かったようで今後も課題として認識せねばなということが分かったところでした。

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