冬の電気代の節約する方法は自力で温めること|一人暮らしの家計改善

電気に頼らず自分自身で温まる方法

自力で温まることができれば電気に頼らずに済みます。

冬は電気代がかかる時期です、何故ならば寒さ対策の暖房は特にお金がかかるためです。

寒さを我慢して節約しろなんていう精神論を唱える気は一切ないですし、私もできません。

代わりに暖房を使わず寒さを凌ぐ方法を色々試してみましたので紹介いたします。

なお私はある年の冬、エアコンを大量に使ったために電気代だけで1ヵ月1万円以上という致命的な記録を残したことがあったのですが、これらを活用することで寒さを我慢することなく翌年の同じ月には電気代を1/3にまで節約することができました。

もう電気毛布は私にとってはメシアみたいなありがたき存在であるっと言っても過言ではないのかも知れない。

★こんな人達のお役に立ちます★

  • 冬の暖房代を節約したいと考えている方
  • 寒いのは苦手だがお金をかけずに対策したいと考えている方
  • 暖房以外にも冬に高くなりがちな電気代を節約したいと考えている方

冬の電気代はいかに温まるかに左右される

冬の電気代はいかに温まれるかに左右されます。

下は総務省統計局が2019年に出した1人暮らしおよび2人以上世帯の月ごとの電気代の平均を表したグラフなのですが、いずれも冬(1~3月)が一番高くなっていることが分かります。

1人暮らしでも2人以上の世帯であっても1~3月の電気代が一番かかります。

電気代は使用した翌月に請求されるので実際には12~2月の電気の使い方が一番お金かかるわけですね。この期間は確かに真冬で年間通して最も寒い時期でしょう。

そして寒ければ当然のことながら、温まるためにエアコンの暖房機能を使う方が増えてくることでしょう。

エアコンは特に電気代が高くつき、節約の時はまずこれのON・OFFをこまめにしようという人が多いことでしょう。

補足ですが、暖房を使う方が冷房よりも高くつくため冬の電気代は大きくなってしまうようです。

他にも要因はありますがこれが電気代がかかる大きな理由です。

人はどのように寒さを感じるのか

「そんなこと言っても寒いんだから仕方ないじゃん」

と声が聞こえてきそうです。

はい、気持ちはとてもよく理解できますし、すぐエアコンを使うのは非常に簡単な解決策です。

節約しなくても済む家計状態であれば難しく考える必要などありませんが、もし寒さを我慢せずに節約したいということであれば、まずは少しだけでもいいのでお時間をいただきこれから書かれていることを読んでいただけますと嬉しいです。

寒い時に身体のどこが特に寒くなるか把握されていますでしょうか?

自分の身体のどこが冷たくなっているのかを確認してみれば分かりますが、私は特に次の場所がとっても冷たくなってしまいます。

  • 足の裏
  • 手の指先

あなたの場合はいかがでしょう?完全に同じではないにせよ、まったく違うということもないのではないでしょうか。

今挙げたところはなかなか冷たくなりがちな部分で、言い換えるとここが冷たくなることで寒さを感じてしまいます。

仮に身体全体は温かいとしても、足の裏が冷たいだけで寒いと感じたりします。

もう1つ言い換えますと、寒いと感じていても身体全体は案外温かいものです。

エアコンを使わずに温まる方法

話を戻しますがエアコンを使わずに温まる方法、それは寒くなりがちな部分を重点的に温めることです。

具体的には

  • スリッパ ⇒ 足
  • 耳当て ⇒ 耳
  • マフラー ⇒ 首

などですね。

スリッパ:足を温める

スリッパで足を温めることができます。

正確には、冬ってそもそも床が冷たくなってしまうので歩いているだけで自然と足が冷たくなってしまいます。

靴下も試してみましたが、スリッパより冷たさが伝わってしまいますし洗濯の回数が増えてしまう手間のことを考えるとスリッパの方が楽でした。もちろん両方使うのは良いと思います。

スリッパといってもモフモフしたスリッパである必要はなく、100均で売っているようなスリッパでも十分なのです。重要なのは床と足の間の厚さが十分かどうかなので。

ちなみに余談ですが私はこのブログ記事のサムネに使っているようなスリッパを使っています。暖房を取りつつ、床のホコリや髪の毛を集めてくれる掃除機としても活用できる代物です。一応こちらにも写真を残します。え、興味ない?さーせん。

耳当て:耳を温める

これも100均で買えたりするもので十分です。どうせ家でつけるのでデザインはあまり気にしなくて良いですし、何でしたらヘッドホンでも良いぐらいです。

外でつけている方には強く共感いただけると思いますが、これをつけているのとつけていないのでは大違いです。

マフラー:首を温める

こちらは100均で売られているか分かりませんが、なければタオルでも良いです。大事なのは外気が首に当たるのを防ぐことなので。

電気毛布:必要箇所を温める

電気毛布は優れものです。メシアです。

温めたい場所を包むことでその場所が十分温まりますし、何より電気代がほとんどかかりません。エアコンが1時間あたり何十円もかかるのに対し、電気毛布は小さなタイプならば数円程度で済みます。

なお私は寒い日はベッドの中にも仕込んでいまして、エアコンなどつけなくても十分ポカポカした状態で眠ることができています。

ホッカイロ:必要箇所を温める

電気毛布より小さいですが、温めたいところを更に重点的に温めてしまいます。

ただ使い捨てのホッカイロを使うのは逆にホッカイロ代がかかってしまうので、私は電子レンジで温めることで何度も利用できるタイプのものを使います。

湯たんぽ:必要箇所を温める

昭和のイメージがあって今時利用されている方がいらっしゃるか分かりませんが…。

私は今でこそこれを自宅で使うことはありませんが、冬のコミケの警備員のアルバイトをしていた頃、夜中3時間近く外で警備することがありました(座りながら)。一応毛布は支給されていたのですが、風が強く毛布なんかじゃ何も解決しないです。

1時間もその冷たい風に当たればもう冷静さを失うほどの寒さ。そんな中、私を大きく救ってくれたのがこの湯たんぽでした。熱湯を一度中に入れれば何時間ももってくれますし、温めてくれる範囲がそれなりに広い。3時間は難なく警備できましたし、それ以上もいけたかと今では思います。

断熱材:外からの冷気を抑える

これは身体を温めるのではなくそもそも外からの冷気を抑えるためのものです。使い方は

  • 窓に貼って外から中に入る冷気を抑える
  • マットに貼り、床から足に伝わる冷気を抑える

といったものです。

経験上大きな効果を感じることはありませんでしたが、ないよりはあった方が相乗効果を狙えます。

他、冬の電気代を減らす方法

冬の電気代がかかる主な要因は暖房代と言いましたが、他にも要因はあります。

また、冬だからこそ節約できるポイントがありますのでまとめて紹介いたします。

エアコンはこまめにON・OFFしない(その差は10倍以上)

エアコンは実は運転中ではなく、スイッチをつけた直後に一番電気を消費します。

例えば自転車なんかも運転中より最初のひとこぎの方が足に力を入れますよね、あんな感じです。

実は起動直後の消費電力は運転中の10倍以上かかるのです。

なのでエアコンをこまめにON・OFFしなければと勘違いされがちなのですが、実はただただエアコンにとんでもない苦労をかけているだけなのです。

どうせつけるならしばらくつけっぱなしにした方がいいのです。

冷蔵庫の設定を見直す

小さな節約ですが、冷蔵庫は夏より冬の方が電気を消耗せずにすみます。

小さな冷蔵庫にもついていることが多いですが、冬モード(省エネモード)に切り替えることができるタイプのものであれば、冬はそのタイプを使うことで余計な電気代をかけずにすむようになれます。

洗濯機の使用頻度を減らす

冬は他の季節と比較すると色々着込む必要が出ます。

なので、その分洗濯の量が増えてしまいます。

洗濯機が消費する電気代は衣服の量と比例しませんし、別の記事でも書きましたが洗濯機は一回当たりの衣服の量が多ければ多いほど利用する水の量も効率的になります。

冬は他の季節以上になるべくまとめて洗濯を心がけることで電気代の節約が見込めます。まあそもそも頻度は少ない方が手間も減って良いと思います。

電気代のかからない照明に切り替える

冬は他の季節よりも外が暗くなるのが早く、必然的に照明をつける時間が長引きます。

だからといって照明をつけないというのは…できなくはないですが部屋より気持ちが暗くなってしまいそうなのであまりお勧めしません。

これは冬ならではの節約術というわけではありませんが、電気使用量が少ないタイプの照明を使うことで冬に上がる電気量を減らすことが可能となります。

まとめ

冬の電気代を節約する方法として、いかに寒さを感じなくするかを紹介させていただきました。

また合わせ技として、エアコン以外の電気代節約の方法を紹介させていただきました。

寒さを我慢せずとも、私はこれらを活用することで電気代を1/3にまで節約することができました。

あなたの節約ライフの参考になれば幸いです。

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