自分で用意できるものは自分で用意すればお金が貯まりやすくなります。
例えば水筒・コップの持参で年間9万円以上の食費を節約できます。
外出・仕事中はよく喉が渇いてしまいますが、毎回自販機やコンビニで飲み物を買ったらチリツモで大きな出費です。
家計改善のためにも是非参考にしてください。
★こんな人達のお役に立ちます★
- ついつい外や職場の自販機で買ってしまう方
- 飲み物代を節約したいと考えている方
- コーヒーや紅茶をもう少し自分好みお味にしたいと考えている方
水筒(マグボトル含む)でいくら節約できるか?
水筒やコップの方が節約できる。
といっても具体的な金額が分からないとピンときませんよね。
そりゃそうだろうなとは思ったとしても。
今回は1つのケースを例にどれほどの節約効果があるかを検証したいと思います。
ケース
とある会社員の平日と休日を想像してみてください。
平日は仕事をするために出社し、休日は好きなところに出かける方です。
出かけ先で缶飲料1本(自販機で130円)とペットボトル1本(自販機で160円)飲んでしまうとした場合でどういう効果が出ることでしょう。
缶コーヒーやペットボトルを買う場合:1年で約9.7万円
算数の問題みたいな感じになってきましたが、このペースで飲み続けると…
1日290円⇒1週間で2,030円⇒1カ月(4週)で8,120円⇒1年で9万7,440円!
という計算結果になりました。
なかなかえらい金額になりましたね。
毎年iPad Miniが1~2台買えますね。
チリツモ恐ろしい。
水筒にコーヒーやお茶を入れて持参する場合:1年で約6,720円+水筒代
では一方で水筒に切り替えるとどうなるでしょう?
朝、自宅で水筒にドリップしたコーヒー・紅茶・麦茶など好きな飲み物を入れて会社に持参するとします。
500mlの水筒を持参するとして、かかる金額はせいぜい20円くらいでしょう。
缶コーヒー+ペットボトルと比較すると量が少なく感じるかも知れませんが、やってみるっと意外とこれで代用できちゃうものです。
(缶やペットボトルはすぐ冷めたり温くなったりするので最後の方は一気に飲み干してしまいがちですが、水筒は保温・保冷効果があるので思った以上にチビチビ飲めて長持ちするんです。)
水筒に飲み物を入れることで1日20円、1週間で140円、1カ月(4週)で560円、1年で6,720円という結果になりました。
仮に水筒そのものを2,000円で買ったとしても1年で10,000円未満という結果になります。
難点なのは毎日家に帰ってから水筒を洗わなければならないことですが、
- 水筒を増やして洗う頻度を減らす
- 職場で洗う
とかをすれば少なくとも毎日帰宅後の疲れた状態で洗う回数は減らせます。
【番外】節約したいけど水筒の持参・洗うのが嫌な場合
こちらは節約したいけど水筒を洗ったり毎日持参するのが面倒な人向けです。
また、平日の職場では使えても休日のお出かけ先で使うことはできないでしょう。
コップを持参する(冬におすすめ)
職場にポットなどお湯を注ぐものがあることが前提ですが、職場にコップ(マグカップ)を持参し、基本自分のデスクに置いておきます。
ついでにお湯または水を入れて作るタイプの飲み物の素を準備します。
例えば私は次のようなものを会社のデスクの中に入れています。
- ブレンディスティック
- ティーバッグ
- スティックシュガー(甘くするため)
あとは喉が渇いたタイミングで飲みたいものを作って飲むだけ。
コップも飲み終わったらそのまま職場で洗えば良いだけなので気持ち的にはだいぶ楽になることでしょう。
ただしポットを使うので温かい飲み物は作れても冷たい飲み物は作れないのが欠点です。水道水で良ければ水道の水を入れればOKですが。
コップに加え、職場の冷蔵庫を活用する
これは職場に冷蔵庫があれば使える夏に冷たい飲み物を安く飲みたい場合の方法ですが、2Lのペットボトルを冷蔵庫に入れておくだけの話です。
あとは飲みたいタイミングでペットボトルの飲料をコップに注ぐだけです。ペットボトルとはいえ2Lになると水で100円、ジュースで200~300円など1mlあたりの単価は安くなるので節約効果は十分ありと言えます。
一応ないと思いますが、自分の名前を書いて冷蔵庫に入れるのと、冷蔵庫が小さい場合は1Lのペットボトルにするなど現場に合わせて工夫してみてください。
節約効果以外のメリット・デメリット
節約を語る記事なのでメインは節約効果ありますよ!という話なのですが、
水筒やコップ持参のメリット・デメリットは他にもありますのでそちらも併せて確認して判断してみてください。
せっかくならばメリットは沢山あるほどやる気が出てくるものですよね。
メリット
メリットは下記の通りです。自分好みにカスタマイズでき、尚且つ長持ちすることが特徴ですね。
- 保温効果がある
- 保冷効果がある
- 好きな飲み物が飲める
- コーヒー・紅茶は好きな味にカスタマイズできる
- ゴミが減るので環境に優しい
- 自分の個性を出せる
デメリット
デメリットは下記の通りです。毎日続くことになるので、少々根気がいるのと使い方を誤るととんだ悲劇になってしまうことが特徴ですね。
- 洗うのが面倒くさい
- 荷物になる
- フタが緩いと鞄の中が濡れてしまう
まとめ
本記事のケースだと水筒を利用することで年間9万円の節約効果が得られることが分りましたし、金銭面意外でもメリットがたくさんあることが分かりました。
ちなみに私は水筒とコップ持参の両方を活用していて年間1万円未満で済ませられている方です。
ドリップコーヒーを水筒に入れて行き帰りの電車・職場で飲み、もしそれで足りなくなった場合は職場のコップにブレンディスティックまたはティーバッグを入れて飲み物を作るという感じです。
(幸い職場ではコップを洗うことができるので、ついでに水筒もそこで洗ったりしています。)
特に沢山飲む方であれば飲む方であるほど節約効果は大きいので、沢山飲みたいけど失費が気になるなんて方は是非参考にしてみてください。