節約は仕組み化させることでストレスを減らせ、ゴールは細かく設定することで小さな成功体験を積み重ねよ!
上手く賢く節約し、2000万円以上貯金に成功した経験を踏まえ、私が意識して実践したことを紹介いたします。
細かく言い出すともっとたくさんありますが、まずは根本となる効果の出やすいことを2点を紹介です。
是非、貯金のための参考にしてください。
★こんな人達のお役に立ちます★
- 目標とする貯金額が高く途方に暮れている方
- 貯金のモチベーションを保つ方法を知りたい方
- 節約にストレスを感じ、なんとか楽したいと考えている方
節約の仕組み化&小さなゴール設定を意識して2000万円以上貯めました
私は借金100万円の状態で社会人生活をスタートさせました。その後
- 不動産投資の失敗
- ソーシャルレンディングの失敗
- 結婚式という超自己満足イベント(妻には内緒ネ)
- マイホーム購入
などでそれぞれ100万~300万円の大出費を経験しつつ34歳時点で2000万円以上を貯金することができました。
厳密には今年の12月時点で2400万円に達する見込みです。
もちろん上には上がいるのでその方々から見ればまだまだと感じられるでしょうが、同じ年代・家族構成の平均よりだいぶ多く貯金できている自信があります。
これまで家賃・保険・食費・水道光熱費・通信費など様々な節約をしてきていましたが、必要なものを我慢してまで節約しないためにストレスは極力少な目で、なるべく安く同じ効果を得ることを心掛けてきました。
そんなストレスを少なくするためにやってきたことが
- 『節約の仕組み化』:意識せずとも節約できるようにする
- 『小さなゴール設定』:モチベーションを上げながらやっていく
の2点でした。
節約当初は辛くつまらなかった
初めて節約を意識するようになったのが一人暮らしを始め、全ての生活費を自分で支払わなければならなくなった時でした。
まずは思うように節約をしようとしたため食費であったり電気代という「あるある」な節約から始めてみました。
- 食費を節約するために毎日仕事終わりに食材を買って自炊
- かの節約の代表と言われる(知らんけど)もやし炒めを頻繁に作る
- 電気やエアコンは極力使わないようにする
といったことを心掛けてきました。
なお断っておきますが私の好物はもやし炒めではないので本当は別のもの食べたいなーと思いつつもやし炒めを食べていた感じです。
また夏はジメジメ、冬はガチガチするような状況もありましたが決してドMではありません。
何が言いたいのかというと、つまらないし辛かったということです。このままでは削減されるのはお金だけではないと感じました。
「これが そうか この掌から削れていっとるのが…心か 」
BLEACHのウルキオラ・シファー ※実際のセリフはもっとカッコ良いです
当時の気持ちを完結に述べれば『こんなん嫌や』の一言です。
今後のことを考えなければやった方が絶対良いにせよもう少しこの気持ちなんとかならないのか?と感じ、どうすればよくなるのかを色々と考えるようになりました。
節約を仕組み化することで気持ちを楽にした
まずこの手の節約って毎日意識する必要があるんですよね。
食事は当初毎日仕事終わりに自炊するようにしていたり、電気の利用なんて毎日のことです。
で、ちょっと意識から漏れてやり忘れたら「やってもうたー」とロッチのようなセリフ(伝わるのかなこのネタ)で嘆く…これは辛い。
その後知人に聞いたりお金のセミナーに参加していく中でこの意識の回数は減らすべきですと教わりました。
自炊であれば「週末にある程度作り置きする」という具合です。
また電気代で言えばちまちま家電のON・OFFを繰り返すのではなく、一人暮らしなのからそもそも契約を見直すことで何もせずとも毎月数百点の節約が可能だということを教わりました。
これ自体は大きな節約効果をもたらすものではありませんでしたが、これがきっかけに意識の回数を減らす行為…つまりは節約の仕組み化がいかに重要かを実感するようになりました。
そこからは年々色々な試みを行うようになりましたが、
- 引っ越しで家賃を節約
- 無駄な保険の見直しで保険代を節約
- 電気会社の入れ替え
- エアコンを減らして夏や冬を過ごす節約
- 自炊回数を極力減らして食費を節約
など色々な節約を行うにし、こういったことの積み重ねにより結構な(自分で言うのもなんですが)貯金体質になれました。
なおこの辺は次の記事に詳細を記載していますので併せて参考にしてみてください。
小さなゴール設定を沢山用意することで楽しく続けられるようにした
私の体験談になりますが、長距離(言うて5-10分ですが)をランニングすることがたまにあります。
私はランニング自体得意ではないので、何も考えずに走れば2~3分で息切れてしまうもやし男なのですが、それでも1つ工夫をすることでそれ以上走れるようにしています(言うて何十分も走れる、とまではさすがに無理ですが)。
例えば会社に遅刻しそうだからと家から最寄り駅まで走る時、完走しようとする5分はかかる距離でしたので何も考えずに走っても厳しかったでした。
しかし私は家から最寄り駅の間に小さなゴールを何個も設定することをして何度も完走してきました。
例えば道中何本も見当たる電柱であったり民家・コンビニであったり数メートルから数十メートル間隔であるものを設定します。
一つ一つは走れば数秒程度で行きつくような小さなゴールなのですが、これを設定することで小さなゴールに到達しても「次のゴールまであとちょい」という気持ちになります。
この「あとちょい」というのが意外と繰り返せるもので、自分にとっては長い5分の完走も苦になりませんでした。
あと5分と思うとモチベーションが下がっていたところですが、「あとちょい」の繰り返しによりモチベーションも保ちつつやっていけることに気づけたのでした。
少々大げさに言えば小さな成功体験を積み重ねる行為をこの時していたのです。
体験談が長くなりましたが、私はこの考えを貯金する際にも使っています。
今や老後2000万円問題とか言われて途方もない貯金額を目指す方が増えているのかもしれませんが、2000万円って控えめに言ってどえらい額です。
毎月の貯金は月収の1割が妥当と言われますが、仮に月収40万円だとして2000万円貯まるまで約42年です。
2000万円という大きなゴール1本で考えると42年間到達できないわけですから相当しんどいでしょう。
私は100万円単位で小さなゴールを設定していますが、そこは好みでので50万円ごとにしても良いです。
大事なのは小さなゴール到達…言い換えれば小さな成功体験を繰り返すことでモチベーションを高く継続できるんだということなのです。
もしあなたが現在貯金疲れしているのならば、もしや途方もないゴールに向かって走っていないか?を一度確認されてみてはいかがでしょう。
まとめ
私が節約貯金のために意識していることの一部として、『節約を仕組み化すること』『小さなゴールの設定』を紹介させていただきました。
辛くつまらない貯金はしたくない思いで色々工夫した結果2000万円以上の貯金成果を挙げることができました。
大事なのは貯金額もさることながらいかに楽しくやることですので、もし今あなたの節約・貯金がうまくいっていなかったり疲れを感じている場合は是非とも参考にしてみてください。