20代で1000万円貯めた節約術|後半|6つの力を鍛え実践する

貯金1000万貯めた方法の後半

20代独身にできる節約とは?の後半記事です。

前半の記事では目標設定の重要性および生涯費用計算の手順を紹介させていただきました。

後半の記事(本記事)ではそれを踏まえ、私が20代で実践してきた・実践しておけば良かったと感じたことを紹介いたします。

★こんな人達のお役に立ちます★

  • 20代の内に沢山の貯金をしたい方
  • お金が貯まる人の考え方を参考にしたい方
  • お金が思うように貯まらず悩んでいる方

いきなり本記事に来てしまわれた方は本記事を読むだけでも支障のないように書かせていただいていますが、前半記事も併せて読んでいただけましたらより一層理解が深まります。

20代で1000万円貯めた節約術|前半|生涯費用計算で目標設定

まず「貯める力」「使う力」を鍛える

貯める力と使う力

今でこそ6つの力を紹介させていただいていますが当時の私は

  • いかに収入を増やすか
  • いかに生活費を抑えるか

ぐらいしか意識がありませんでした。

当時生涯費用計算を終えて

  • 自分が生涯に渡って必要とする金額
  • 自分の理想を叶えるために必要な生活費&貯めるべき金額
  • 現在の収入・生活費と理想のギャップ

を知り青ざめた私はまずは「節約して生活費を抑えよう」とまず考えました。

結果的にこのような取り組み方でもそれなりの貯金はできた方ですが、今思えば6つの力をこの時点で知っていればもっと貯められたのだろうな…と後悔しています。その理由はまた後程…。

なお当時はこの貯める力+残業部署にいたことも要因となり、毎月15~20万円+ボーナスを貯金できるようになれていました。

貯める力:固定費を第一に見直す

節約はしなければならないと思ったけど毎日我慢したり意識するような節約は長続きする気がしなかったのでしたくありませんでした。

固定費を見直そうと思うように至ったきっかけはファイナンシャルアカデミーという今では日本最大級のマネースクールが開催していたお金に関する無料セミナーで学んだことがきっかけでした。

お金が貯まる仕組み作りというキーワードに激しく共感し、私は早速「固定費に該当しそうなもの」「減らしても支障のなさそうな固定費」を探すようにしました。

結果は以前にも少し記事で書いていましたが、次の通り毎月何もしなくても毎月約4万円は節約できる仕組みを作りました。

  • 家賃を7.4万円⇒4.4万円に見直し
  • NHK解約
  • 電気代の契約アンペアの見直し
  • スマホは格安

【日常の生活】私が貯金体質になるまで(節約体験記・独身編)

貯める力:変動費は楽しめる範囲で見直せないか考える

固定費を見直し節約がある程度仕組み化できたら、次は変動費にも目をつけてみました。といっても、変動費といいつつなるべく楽に実践できるよう、なるべく仕組み化(意識する頻度を減らす)ことに重きをおきました。

以下はその例ですが結構色々やってみました。

  • 自炊は週末に一週間分まとめて作ることで外食に行かなくて良いよいにした
  • 残業で遅くなりそうな時はおにぎりを持参して職場で食べるようにした(具を色々変えて楽しんだ)
  • 洗濯は週末にまとめて行うことで水道代や電気代を節約
  • ワイシャツは形状記憶のものを買うようにし、クリーニングにほぼいかなくて済むようにした
  • 移動はなるべく自転車(イヤホンで好きな曲を聴きながら運動する感覚で乗るようにした)
  • PCはデスクトップではなくノートPCに切り替えて電気代節約(実はこれで年間数千円減った)
  • PCを買い替える際は今持っているものを売り、そのお金を新しいPCの購入費用に充てる

この経験より、しんどいと思うような節約はやらず、なるべくラク(頻繁にやならいで済む)で楽しい方法を模索することはお勧めいたします。

使う力:お金をかけなくて良いものを見極める

「お金持ちは余計なことにお金を使わないからお金持ちなんだ」

という言葉を漫画で(漫画かよ)読み、確かにその通りだなと感じました。思い返せば何も考えずに支払っていたけど、自分の価値観からして不要だなと思えるものもいくつかありました。

  • 家賃を振り込む際の振込手数料(ネット銀行に変えることでゼロ円にした)
  • 保険(元々入っていなかったが、より入らない決意を固めた)
  • 缶飲料やペットボトル(自宅ではドリップコーヒーを、水筒・コップを職場に持参するようにした)
  • 洋服(おしゃれに無頓着だったので)
  • 腕時計(スマホ見れば時間は分かるので)
  • 雑貨(必要なものは大体は100均ショップで手に入る)
  • 新品の本(新しくないものはまずは図書館・古本屋で探すようにしていた ※1)
  • NHK
  • スポーツジム(市営の体育館で十分トレーニングできました。都度200円で安いし)

挙げだすと色々出てきますが、コツは欲しいと思っても買わず「本当に必要なのか(自分の生活を豊かにしてくれるのか)」「別の安い手段でも実現できるのではないか」と考えることです。

そういう工夫で余計なものを買わない or 同じ効果を安いコストで得ることを重視した結果、余計なコストを払わなくなりました。

余計なコストを払わないことによる効果は測定し辛いですが、少なくとも毎月お金が貯まらないような事態にはなかなかったので大きな結果をもたらしたと考えています。

※1 自己啓発は絶対に必要だと思っていたのでお金を出さないことはしませんでしたが、なるべく安い効果で同じ効果を得ることを心掛けていましたので新品の本を買うのは最後の手段としていました。

次いで「稼ぐ力」「増やす力」を鍛える

稼ぐ力と増やす力

貯める力で生活費を抑えられるようになったら次は収入を増やすことを意識しました。当時は残業部署にいたため収入は多い方でしたが長くは続かないと思ったためです。

私はこの当時は前述のファイナンシャルアカデミーで参加したセミナーをきっかけに「不動産投資」「株投資」「転売」というものを学び実践していました。

結論から言えばこれらは20代時点ではほとんど目が出ませんでしたが、ただ給料を得る以外にも収入を得る手段が多くあるということを学ぶことができましたので貴重な経験ができて良かったと思っています。

強いて言えば他にもどういう手段があるのだろうかをもっと学べれば良かったなと後悔していますが、それでも何もないよりは良かったと言えます。

稼ぐ力:転売

当時は円高(1ドル80円前後)であったため、米Amazonやebay(海外のオークションサイト)で商品を仕入れ日本のAmazonやヤフオクで販売するというのがごく一部ではやっていてそれを実践していました。

探せばPCソフト・ゲームソフト・DVDなど価格差がある商品がたくさんあることを学びました(当時は任天堂社の「あつまれ動物の森(3DS)」やApple社の動画編集ソフト「Final Cut Pro」がよく売れていました)。

増やす力:株投資(株主優待狙い)

当時は「ANA」「マルエツ」「吉野家」などの株を買い、株主優待をもらったら生活費に充てたりヤフオクで売ることをしていました。

当時は貯金の最中でそんなに買うこともできませんでしたが、不労所得の第一歩を歩んだような気持ちになっていました。

増やす力:不動産投資

本で少し勉強し、知人経由で紹介いただいた業者経由でマンションを一件購入し、少額ながら家賃収入を得ていました。これは後述しますが、結構後悔しています。

「維持する力」も身につけておけば良かった

維持する力

これは私が20代時点で意識すらしていなかったため後悔が残った話ですが、20代の頃に実践したことの内、不動産投資は正直失敗しました。

勉強は本を読むなりして勉強したつもりになっていましたが、結果的に実践したことは業者のおススメする投資用不動産(今思えばだいぶ微妙な物件)を購入することでした。

30歳になってから改めてファイナンシャルアカデミーで不動産投資について学びなしたのですが、もう少し早く学んでいれば業者のおススメするものをまんま買うような愚行には走らなかったのかも…と後悔してなりません。

幸いその物件は手放すことができましたが100万近くの赤字を出しました…。

一応プラスに捉えるならば、少なくとも不動産投資についてはこの苦い経験を通じ、業者の言いなりになるのではなく「本当にその行動が自分の目的を果たしてくれるのか?」「具体的にいくらの収益をもたらしてくれるのか?」を自分自身で考え・計算できるようになれました。

次は同じことをしないように行動する自信がついたのでそこは良かったですが、やはり後悔は残ってしまいますね。

まとめ

20代の頃の私は「貯める力」「使う力」により1000万円の貯金を作ることができました。

また「稼ぐ力」「増やす力」は芽こそ出なかったものの、大切な学びを得ることができました。

後悔すべきは「維持する力」を怠り余計な損害を出してしまったことで、このバランスの悪さは「考える力」が不足していたことも要因と考えます。

これから節約なり副業なり投資でお金を増やしたいという方には是非ともこの「6つの力」をバランス良く鍛え、それに基づいた行動を取っていただくことを強く推奨します。もう戻ることはできませんが、もし私が再び20代に戻りもう一度最初からやり直すとすればそうしたいぐらいです。

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