ボーナスで生活費払っている方は要注意⇒特別費として毎月積み立てよ

ボーナスなし

2020年7月14日に出た「東京女子医大の夏のボーナス(賞与)が支給されない記事」を読まれましたか?

また2020年10月18日にANAがボーナスをゼロにする記事を読まれましたか?

ひどい話だ!と思う一方でボーナスで生活費を払う考えは危険であることを再認識しました。

特に年に数回の大きな支払いをボーナスでやりくりされている方はボーナス払いを止めて毎月特別費として積立すべきです。

★こんな方々のお役に立ちます★

  • ボーナスで毎月の赤字を補填している
  • ボーナスを更新費や固定資産税などの支払いに充てている

ボーナスを生活費に充てている人は、ボーナスが出ない時のリスクを抱えている

  • 「ボーナスで毎月の赤字を補填してます!」
  • 「賃貸の更新料とか、たまの支払いをボーナスで払っています」
 

皆さん、沢山の死亡フラグをありがとうございます(失言)。

ちなみにリアルでよく聞くコメントですし、あなたも当てはまっていたりしませんでしょうか?

ボーナスは額の大きい臨時収入ではあるものの、毎回同じ額が保証されるというわけでもないのでボーナスを生活費の当てにしているとこういう時にかなり困ることになります。

そもそもボーナスというものは会社の業績の影響を受けるものなので、この件がなくてもいきなり下がる可能性があります。

私がかつて勤めていた会社でも、毎年出るボーナスの額は変動していました。

  • 2009年:年間4.0ヵ月
  • 2010年:年間4.5ヵ月
  • 2011年:年間2.0ヵ月
  • 2012年:年間1.0ヵ月

…といった具合で、同僚とも「次はいくらもらえるんだろうね」とよく会話するぐらい額の安定しないものでした。

会社の業績に連動するものなので安定しないものですし、何なら確実にもらえることが保証されていないのがボーナスなのです。

なのでボーナスを貯蓄に回したり、出たら贅沢に使う分にはまだそこまで困らないですが、家賃の更新費だとか毎月の赤字補填などの生活費に使うような人はそれなりに困るでしょう。

増してや今後はより一層収入が不安定になっていくことが予想されます。

なので改めて言います、ボーナスを生活費の当てにするのは危険な行為と考えるべきです。

ではどうしていくべきなのか?仮にボーナスが出なかったり額が少なかったとしても困らなくなるよう、生活費はあくまで毎月の給料でまかなうものと考え、普段から積み立てておくのです。

特別費(たまの支払い)は普段から積み立てる

  • 「賃貸の更新料のこと忘れてた!しまったー」
  • 「年払いにしていた保険の支払いのことすっかり忘れてた。高いー」

あるあるですね。

ボーナスが減額した時に騒がれやすいやつです。

こういうのは毎月の給与から少しずつ積み立てておくと良いです。

毎月ではなく半年おき、数年おきに支払う費用を特別費と言います。

例えば次のような費用はそうですね。

  • 家賃の更新費(2年に1回)
  • 持家の固定資産税(1年に1~4回)
  • 保険(半月払い、年払いにしている場合)
  • Amazon Primeの年会費

たまに来る=忘れたころにやってくる…忘れたころに大きな額の請求が来たら焦りますよね。

そうならないように、事前に毎月積み立てておくのが特別費を積み立てるということです。

例えばこんな感じにです

家賃6万円の賃貸に住んでいて2年(24ヵ月)おきに更新費用が6万円かかるのが分かっているのならば、毎月2,500円積み立てる。

【注意】特別費の計上で生活の余裕がなくなる場合、そもそも生活費が適切ではないと考えよ

なおどういう特別費があるかを確認し、普段から積み立てるよう生活費を見直すと恐らく次のような疑問にいきつくでしょう。

「これやっていくと生活苦しくならない?」

お気持ちは分かります、基本的には毎月の余裕はそれまでより悪くなるでしょう。

しかしあえて言わせていただくならば、ここで苦しくなるようならばあなたはいざボーナスの額が予定通りでなくなった時に苦しい生活を送ることになる…つまり今の生活費は適切ではないのかも知れない、と。

特別費を毎月の生活費に計上させることは、自分の生活費を見直す良いきっかけになると考えています。

【体験談】私の特別費の積み立て方

私の積み立て方

私の場合はどういう特別費が毎月いくら積み立ててきたかを一部紹介します。

皆さまとは状況が異なるのでこの通りにやってねということではなく、積み立てのヒントにしていただけますと幸いです。

①賃貸の更新料(独身時代):毎月3,000円
 家賃7.4万円の物件に住んでいた頃は2年ごとに同額の更新料が発生。
 24ヵ月おきに7.4万円→毎月3,000円の積立

②固定資産税(現在):毎月17,500円
 持家の固定資産税が毎年21万円かかる予定となっています。
 12ヵ月おきに21万円→毎月17,500円の積立

③修繕費用(現在):毎月10,000円
 持家は戸建で、15年おきに約180万円の修繕を想定しています。
 180ヵ月おきに180万円→毎月10,000円の積立

④火災保険と地震保険(現在):毎月3,300円
 10年おきに約14万円の火災保険、5年おきに約13万円の地震保険の更新があります。
 60ヵ月おきに20万円→毎月3300円の積立

⑤保険の年払保険料(独身時代):毎月8,400円
 個人年金を年払いで払っていました。
 12ヵ月おきに10万円→毎月8,400円の積立

これらを踏まえて毎月の収支計画を立てることでボーナスに頼らず過ごすことができましたし、現在も継続できています。

実際に2012年、前年の東日本大震災の影響で私の会社ではボーナスが年間4ヵ月→1ヵ月に減る大打撃を受けました。

同僚が「更新料どうしよう」と嘆く中、積み立ててきた私は「家計に響かなくて良かった」と安堵したののを覚えています。

いや精神ダメージは避けられませんでしたガネ。

まとめ

いざボーナスが出なくなった時に困る!なんてならないよう、ボーナスを生活費に当てるのではなく毎月の給料でまかなえるようにしていくようにしましょう。

もしも該当する方がいる場合は、私の考え方や実践してきたことが参考になると幸いです!

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